TUP 速報より「 [公開書簡] 彼らは何をやってしまったのか」
ジョン・ラッポポート著 井上 利男訳:TUP速報168号 03年8月30日
http://www.egroups.co.jp/message/TUP-Bulletin/171
原文:RAPPOPORT "WHAT WE DON'T KNOW ABOUT THIS WAR
WHAT HAVE THEY WROUGHT?"
「続いて、ロッキー氏は、1990年このかた、第2次湾岸戦争開始時期までに、
約26万の米兵が身体障害を認定されていると、私に教えてくれた。死亡した
復員兵は10万人である。今、私は、平静な態度で、耳にした事実をあなたが
たに伝えている。だが、ロッキー氏が話してくれた時には、もちろん、たじろ
いでいた。彼はイラクの光景を毒の海として描写した。言うまでもなく、劣化
ウランは毒である。だが、戦場の毒はウランだけではなく、他にも多種多様で
ある。つまり、彼の説明では、「どのような物質であっても」、プラスチックの
ように複合物であるか、合成物であれば、爆弾とミサイルが噴きとばした瞬間、
ありとあらゆる種類の毒性の副産物が発生する。爆撃現場だけではなく、例え
ば、9月11日の世界貿易センタービルでも、このような化学反応が起こった。
「私はあの時の初期対応医療スタッフを数多く訓練しました。今では、彼らも
亡くなっています」と、彼は言った。
ここ何年間か、ロッキー氏は、同僚と組んで、現代戦遂行の「本質的に」避けが
たい結末を説き明かした意見書を次から次へと発表した。その結末とは、時を
超えて殺す、消えることのない毒の染みた大地である。・・・・・」
tjst
|9月08日
|URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000134.html
|荒廃の諸相