[amp 08-11-11] 経営者の関与する不祥事監査のチェックリスト、他

立命館学園の教職員の皆様へ

  ある方から「経営者の関与する不祥事監査のチェックリスト」
  【1】という文書を教えて頂きましたが、そこには、「コンプライ
  アンス委員会」【2b】がパスした総務・財務にかかわる項目も、
  組織の不祥事の発生因となっていることが強調されています。こ
  のチェックリストは、2000-2003に企業がおこした不祥事18件を
  分析した結果に基づいているもので、実効的なチェックリストと
  なっているように感じますが、多くの点が立命館では全く意識さ
  れていないことが不安です。しかし、他の部課から独立して設置
  された法務コンプライアンス室が、総務・財務にかかわる問題点
  も「整理して当該部課に是正を求める」【2b】と明言しているこ
  とが注目されます。

      ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

  西園寺奨学金が今年度後期から10万円減額されました。09年
  度西園寺奨学給付額は、6月5日の時点では「学費全額」となっ
  ていましたが、6月19日の時点に「学費から10万円を引いた
  額」に変更されました。受給者約720名から10万円ずつで総額7
  千万円の減額になります。6月4日の補助金25%カット通達直
  後に西園寺奨学金減額が決定されたことは残念なことです。

  6月9日の教学対策会議の記録を見ると「西園寺育英奨学金の見
  直しにともなう大学院学内進学者を予定している4回生に対する
  奨学金制度の創設について」という議案がありますので、大学院
  に内部進学する4回生に対して創設する新奨学金に、西園寺奨学
  金の減額7千万円が回されたようです。以前からの検討事項が、
  たまたま補助金カット直後に提案され決定されたということなの
  でしょうが、李下に冠を正さず、という配慮が欠けているのが残
  念です。

  しかし、上のような急な変更の経緯からすると、新奨学金制度の
  原資を西園寺奨学金の減額で捻出することは、補助金カットを契
  機に急浮上した可能性もありますし、そうではなく、以前から予
  定されていたこととすれば、毎年百数十億円近い「黒字」を出し
  ている財政状況で、新奨学金を奨学金総額を変えずに実現しよう
  とすることに象徴される学生軽視の学園運営が問題になります。

  本学学生の精鋭層が切磋琢磨し、その中のごく少数だけが獲得で
  きるのが西園寺奨学金です。その奨学金を獲得して受け取ってみ
  ると当初予告されていた額より10万円も少なく、100時間の
  アルバイトが余分に必要になる、という苦い経験を本学のトップ
  層の学生諸君にさせることのマイナスは測り知れないものがあり
  ます。この件が教授会で報告されたのは学園の大きな問題が続い
  た時期で編集人は記憶にないのですが、多くの学部の教授会や執
  行部内で、奨学金減額に強い批判意見があったようです。学生に
  日々接している教員セクタの意見が財務運営にとどかない状況を
  正すことは立命館大学にとって最急務の一つと感じます。「財政
  民主主義」は実現が困難な種類の課題ですが、その実現なしには
  立命館大学の真の発展はありえないと、奨学金10万円減額に気
  落ちしている優秀な「勤労学生」の話しを聞きながら、感じまし
  た。

      ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

「学園運営の改革に関する検討委員会」が次期中期計画の策定方法
  について提言し常任理事会がそれを了承しました【3】。委員会の
  使命とは余り調和しないような提言、という印象を受けましたが、
  現中期計画の策定方法に誤りがあったことを常任理事会が自ら認
  めたことは立命館では画期的なことだそうです。常任理事会にお
  ける学部長理事集団の発言力が強まっていることの象徴と考えた
  く思います。

─目次───────────────────────────

 1─ 日本監査役協会「経営者の関与する不祥事監査のチェックリスト」
 2─ 第24回(10/22)常任理事会報告メモより
   2a─ 初芝学園との提携にかかわる「利益相反」「利害関係」の取り扱いについて
   2b─ コンプライアンス委員会の議論状況と今後の進め方
 3─ (10/29)常任理事会、「学園運営の改革に関する検討委員会」提言を承認
 4─ ゆにおんNo84(2008.11.06) 10/29 秋闘総決起集会 速報
 5─ 一時金訴訟ブログより
 6─ 立命館の民主主義を考える会 ニュース14号 2008.10.17
 7─ 11.16 立命にちょっとひとことデモ
   7a─ 11.16「立命にちょっとひとことデモ」アピール文
   7b─ ひとことデモ実行委員会について
────────────────────────

 ┌1───
 │日本監査役協会:不祥事防止のための監査役監査チェックリスト
   第2編「経営者の関与する不祥事監査のチェックリスト」 2003
     http://www.kansa.or.jp/PDF/ns_031016_04-CL03.pdf
     http://www.kansa.or.jp/PDF/ns_031016_04-CL03.doc
    表紙と目次:http://www.kansa.or.jp/PDF/ns_031016_02-CL01.pdf
    報告書本体:http://www.kansa.or.jp/PDF/ns_031016_01.pdf

   日本監査役協会サイト: http://www.kansa.or.jp/

  ¶2000年1月から2003年1月まで新聞紙上等に報道された約300件の
  事例から18件を選び分析した結果と「社長アンケート」に基づ
  き2003年に日本監査人協会が作成した文書。分析された18件の
  不祥事の中には不当労働行為2件、助成金不正受給1件が含まれ
  ている。

  p15 の『(3)「経営者の関与する不祥事」の特徴』より:

   『内部統制が無効化する可能性が高く、内部監査も有効に機能
   しない可能性もある。「経営者の関与する不祥事」を監視し、
   防止することは監査役に期待される重大な使命であり、監査役
   こそがその役割を果たしうるものである。』

   『不正は、「経営者の関与する不祥事」の主体的要因(「経営
   者の関与する不祥事」への圧力と動機)と促進的な要因(経営
   者の個性的要因と「経営者の関与する不祥事」を許容し実行し
   やすくなる環境)が揃うと、実現する可能性が高くなる。』
   

  第1章「経営者が関与する不祥事への主体的要因(圧力と動機)の
  チェックリスト」(p17-21)には、例として、会社の経営成績や財
  務状況からの圧力の他、経営者の評価を失墜させるような事象の
  発生、公表した予算や目標が達成困難となったとき、過度な業績
  連動報酬制度があるとき、等がある。

 第2章「経営者が関与する不祥事への促進的要因(人格と環境)
  チェックリスト」(p22-30) には、経営者自身の個人的要因として、
  基本的欲求の強さーー名誉・評判に対する欲求(財界や団体の役
  職に就くことに異常に固執する、雑誌等に批判の記事が掲載され
  るのを異常に嫌う、勲章や各種受賞を異常に望む)、金銭や財物
  への欲求、地位や権力に対する欲求など)、倫理観の薄弱(強引
  で過度に積極的な傾向が見られるとき、等々)、圧力への耐性不
  足等のチェック項目があり、「不祥事」を許容する環境の項には
  以下の記述があり、立命館学園に無縁な点もあるが用心すべき点
  の方が多い。

┌────────────────────────────────
│p23 「不祥事」を許容する組織的環境の例示
│
│   「不祥事」は、経営者自身が全ての行為を単独で行うことは稀であ
│   り、通常は社内の複数の協力的な行為により完遂される。経営者が
│   「圧力」を感じ「動機」を持っても、会社に「不正を絶対許さない」
│   という確固たる企業風土があると「不祥事」の発生プロセスの進展
│   は抑制される。逆に会社の内部統制に、以下に例示するような傾向
│   が認められるときは、「不祥事」の発生プロセスは促進される。
│
│ (1)経営者の経営に対する基本方針や業務運営が不健全な傾向
│
│   (i)法令や社会一般の常識や良識と不整合
│
│    社会通念の変化等に鈍感で、現在の社会一般の常識や良識とのズレ
│    に対する認識が不足している。また、過去の成功体験や規範環境に
│    拘泥したり、悪しき前例がはびこっており、不健全な業界慣行を積
│    極的に受入れている。
│
│   (ii) 効率性・収益性優先主義の傾向
│
│    効率性・生産性を優先重視し、安全性の追求をおざなりにしていたり、
│    収益性を優先重視し、健全性や誠実性に悖る行動や発言が見られる。
│
│   (iii)会社至上主義の傾向
│
│     会社への忠誠心や所属感を強く要求し、会社の方針に対する反対や
│     批判を許さない傾向。
│
│   (iv)公私混同の傾向
│
│     経営者に、「俺の会社」だ、自分の会社を自分の好きにして何が
│     悪いという発言が見られ、会社の資産を個人的に使用する行動が見られる。
│
│  (2)法令遵守等を含む健全な行動規範等が確立されていない
│     (i) 会社において「容認される行為」と「容認されない行為」が不明確。
│      (ii) 経営者自身が、行動規範に反するような行動や発言をする。
│      (iii) 会社と個人の混同を許す、或いは見つけても咎めない。
│      (iv) ルール違反に対する社内処分が甘い。
└──────────────────────────────────────


 ┌2───
 │第24回常任理事会(2008.10.22 13:30-15:30)報告メモより

   報告事項

  ─2a──
 【総長・理事長室、一貫教育部】
『1. 学校法人大阪初芝学園との提携にかかわる「利益相反」「利害
  関係」の取り扱いについて

  ※9月8日、長田理事長などが大阪初芝学園の理事・評議員に就
  任したことに伴い、文部科学省からの助言も踏まえ、両学校法人
  の取引契約の議案に該当の理事は加わらないこととする。今後も
  各案件が利益相反や利害関係に該当するかどうかも含め、その都
  度文部科学省に問い合わせる。』


  ─2b──
【法務コンプライアンス室】
 『1. コンプライアンス委員会の議論状況と今後の進め方

  ※ 理事会のもとに設置された臨時のコンプライアンス委員会、お
  よび委員会のもとに臨時に編成された「総点検作業チーム」によ
  る総点検結果として、意思決定や業務プロセスの問題指摘とその
  改善方法について提言。今後必要に応じて各機関会議などへ具体
  的対応の検討を求める。作業チームで検証し切れなかった点や報
  告書に記載しきれていない総務・財務・研究部門や付属校等の課
  題については法務コンプライアンス室において整理し、当該部課
  に是正を求めるなどの対応を行う。』

 ┌3───
 │2008年10月29日 常任理事会で報告され了承された、学園運営の改革に関す
  る検討委員会の提言

 「新中期計画」の策定とその組織づくりについて 2008年10月15日
  http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/kyousyokuin/gijimemo/pdf/081029joninteian.pdf

 (抜粋)「現行の中期計画が必ずしも学内の総意を結集しえていな
  いという事実の背後にある,計画策定のあり方ならびにその推進
  の方式を大きく見直すべきである. ・・・どのような計画を立案
  するかということにも増して,どのような策定方法をとるかとい
  うことが重要な意味をもつ。まさに,「参加・参画」こそが今後
  の重要なコンセプトとして位置づけられなければならない。その
  ため,計画策定のための委員会とともに,計画策定の作業を推進
  する新たな部署「総合企画室(仮称)」の設置が必要であ
  る。・・・広範囲の参加とともに有能な調査能力を基礎とした総
  合的な企画・調整のための機構づくりが急務である。」

 ¶新事業を次々と策定して人的資源と財源を教学部門から奪ってい
   く経営姿勢が、学園を揺るがす諸事件を間断なく産みだしている
   ときに、中期計画策定作業に全構成員を巻き込むことが信頼を回
   復する手段となるとは思えない。また、中期計画策定作業に全構
   成員の参画を強調しながら、具体的提言は新たな「官僚組織」の
   設定だけであることも理解しずらい。

  また、「現行の中期計画が必ずしも学内の総意を結集しえていな
   い」とあるが、実際の経緯は、大多数の学部から強い批判的見解
   が出される中で、総長選任直前の2006年9月に、次期総長の任務
   を規定する「中期計画」を事前に決めておくことが必要であると
   して、常任理事会の責任で策定を強行したのであり、「学内の総
   意を結集しえていない」という表現は適切な総括とは言えない。
   とはいえ、常任理事会が自らの非を認めたこと自身は大きな変革
   が始まっていることの徴と考え、諸課題についての委員会の今後
   提言に期待したい。特に常任理事会や教育対策会議の実質的な議
   事録の公開は早急に提言していただきたい。

  参考:
   http://ac-net.org/rtm/No/34
      常任理事会( 2006.5.9 )
      立命館学園中期計画起草委員会からの答申を受けて
         http://ac-net.org/rtm/doc/toushinwoukete.pdf

      答申「2010年の立命館(中期計画2007−2010年)
                 アジア太平洋地域のハブ学園をめざして」
          http://ac-net.org/rtm/doc/chuuki-keikakuan-06509.pdf

 『中期計画』長屋問答 2006.5.29
           http://ac-net.org/rtm/No/47

   中期計画案改訂版について 2006.7.6
           http://ac-net.org/rtm/No/74

  『中期計画2007〜2010 常任理事会案』への批判 2006.9.13
         http://ac-net.org/rtm/f/060913-fujioka.pdf

 ┌4───
 │ ゆにおんNo84(2008.11.06) 10/29 秋闘総決起集会 速報 より
    https://j-union.com/-/rits-union/file/html/open/08unionNo84.pdf

   ■一時金の実質的取り戻しと訴訟の勝利、和解的解決を実現させよう

   ■トップダウン・ガバナンス統制下にある働き方を36協定協議の
     前進によって変え、教育・研究を大切にする働きやすい労働環
     境にしよう

   ■総長選任制度を見直し、学園の総意を代表する総長のもとで学
     園の再生をはかろう

   ■教学組織ではなく総長・理事長に直結した室長が率いる現総長・
     理事長室の仕組みを廃止し、教学優先、教職協働の民主的合意
     を可能とする政策立案システムに変革しよう

 ┌5───
 │「立命館学園一時金訴訟をすすめる会」のブログより、今後の予定
    http://ameblo.jp/rits-soshou
    ■11月12日(水) 18時~ 弁護団会議@京都第一法律事務所
    ■11月21日(金) 19時~21時 「すすめる会」世話人会@衣笠組合事務所
    ■12月 3日(水) 10時50分~ 第5回公判@京都地裁小法廷

 ┌6───
 │立命館の民主主義を考える会 ニュース14号 2008.10.17
   http://ac-net.org/rtm/f8/rits_democrary_news-14.pdf

  ◎「総長選挙制度」をめぐる歴史の教訓
       芦田 文夫 「民主主義を考える会」代表

   ◎故三代澤名誉教授、故中別府氏追悼

   ◎編集後記:今、理事長と顧問のなすべきこと
 (抜書)『(前略)顧問や理事長の「自分の代わりになる者は何
     処にもいない」という過剰な“自負心”は噴飯ものです。過去
     に職員の最高責任者を務めた故西村幸雄氏や井川定雄氏は、新
     しい時代の学園を新しい人たちが切り開いてくれることを信じ、
     「優れた人材は沢山いる、チームワークによって立派な学園を
     築いてもらいたい」と云って身をひきました。なぜ、現在の顧
     問や理事長はそう出来ないのでしょうか?利益相反に抵触する
     恐れのある初芝学園の理事長を兼務するなど、なぜ役職に恋々
     と未練を持ちたがるのでしょうか?朱雀キャンパス7階は教職
     員や学生の目に触れないので、居心地がいいのでしょうか?そ
     れとも「特別転籍問題」に対する態度と同じで、人心なんか屁
     とも思っていないのでしょうか?文科省から自浄能力がない学
     園として、更なる追加処分を受ける可能性があるやに聞いてい
     ます。これ以上学園の名誉を傷つけないように静かに身を引く
     ことが、お二人のなさねばならぬ最後の仕事ではないでしょう
     か。』

  第3回フォーラム報告集 2008.10.31
   テーマ:総長選挙のあり方を問うー法政大学の経験に学ぶー

 ┌7───
 │11.16 立命にちょっとひとことデモ
   主催:立命にちょっとひとことデモ実行委員会
     http://hitokoto-demo.blog.drecom.jp/

  日時:2008年11月16日(日) 15:20受付開始、15:50出発
  集合:京都市北区小松原公園
          (立命館大学東門より100m、平野神社正面からまっすぐ)
  対象:学生、OP、教職員、元教職員、各労組、近隣住民、市民
    最近の立命や大学の状況にひとことでもふたことでも言いたい人、全て!
  経路:東門一周→平野神社前で北上→わら天神前左折
                                   →正門前流れ解散→祭を楽しむ
   その他:飛び入り自由大歓迎、楽器・鳴り物・プラカード等持ち込み歓迎


    ─7a─ 11.16「立命にちょっとひとことデモ」アピール文
    http://hitokoto-demo.blog.drecom.jp/archive/2

   近頃の立命は空が見えない
   学生との約束はなかったことに 建坪率ぎりぎりまで詰めこまれた建物
   ロープを張られた芝生 せせこましいベンチ いつのまにか消えていく広場
   
   近頃の立命は息がつまる
   15億円ペナルティ 労働法違反 訴訟 恥ずかしいニュースに取り巻かれ 
   22時半の強制一斉消灯 監視カメラ 追い立てられるように帰途につく
   
   近頃の立命はおんなじ色だ
   誰がいつ、何故どうやって決めたのか エンジ色の「R」シンボル
   全ての街灯に図書館に5mおきに webにもグッズにも梅田駅にも
   
   近頃の立命には居場所がない
   サークルやってなきゃいけませんか 授業とってなきゃいけませんか
   せき立てられることなく ゆっくりと ただ大学にいてはいけませんか
   
   近頃の大学には自由がない 希望がない 未来がない
   東では 看板を立てれば強制撤去 ビラをまけば警察を呼ばれて逮捕 
   いずれ立命も そんなふうにはなりませんか
   学友会費代理徴収廃止の通達は その布石ではありませんか
   大学にとって価値のある団体は利用し 課外自主活動を都合よく制限
   200万近い学費を払う わたしたちは客じゃない 大学は誰のものですか
    
   学食の値上げは嫌だとか あの段差が不便だとか 学費が高いとか
   そんな「ひとこと」を抑圧し 黙殺する大学にはなりませんか
   そのひとことが学生の声です ひとことでも学生の思いです
   むかし フランスの詩人が言った
   「戦火の中でも大学は開き そこから まごころがあふれだす」
   
   まなざしをこちらに向けて下さい 耳をすまして下さい 
   今日、私たちはつぶやきます、ひとことでも
   今日、私たちは叫びます、ひとことでも

    ─6b─ ひとことデモ実行委員会について
   http://hitokoto-demo.blog.drecom.jp/archive/3

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│¶以下は発信人の註.