[amp 07-12-17] 選挙期間明日12/18まで、考える会結成集会12/22、他

                                          平成19年12月17日(月)

立命館学園教職員 各位

労働者代表選挙の投票期間は明日18日午後5時まで. 投票方法等:
  衣笠キャンパス労働者代表選出選挙にあたっての投票要項
     http://blog.goo.ne.jp/rbotiunion/e/bc8343a9e9a9b62b98f25d2b7a928e07
     [amp 2007-12-07] http://ac-net.org/rtm/amp/23.html

前号で、総合教育院案について箱物としての妥当性への疑義に言及
しましたが、核心にある教員配置案の妥当性について、強い疑義が
月曜会ML・衣笠フォーラムMLに投稿されていましたので、転載
します。


目次
  1─ フォーラム「立命館の民主主義は今?」12/22(土)
     ーー「立命館の民主主義を考える会」結成集会ーー

      資料へのリンク
    佐々木嬉代三氏『一時金訴訟準備会の賛同者になるにあたって』(07年7月)
	芦田文夫氏『「立命館の民主主義を考える会」への期待』(07年10月)

  2─ 月曜会講演会(12/25火):早大教員組織の学術院への再編経過と概要

  3─ 転載: [ml-cm-bkcmf 724] 総合教育院

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 │フォーラム12/22(土)テーマ「立命館の民主主義は今?」
   「立命館の民主主義を考える会(元教職員)」結成集会
   (組合ニュース、Fri, 14 Dec 2007 20:34:14 +0900より)

    日 時:2007 年12 月22 日(土) 午後2 時〜4 時半
    会 場:衣笠 至徳館(旧中川会館)4F 401会議室
    概 要:
  1.フォーラム:テーマ「立命館の民主主義は今?」
   問題提起者:
    岩井 忠熊 氏(元立命館大学副学長)
    佐々木 嬉代三 氏(元副総長)
    稲葉 和夫 氏(立命館大学教職員組合執行委員長)
    コーディネーター:芦田 文夫 氏(元副総長)

   2.「考える会」結成宣言

    3.午後5 時よりカルムにて懇親会(会費3,000 円予定)

     主 催:「立命館の民主主義を考える会(元教職員)」準備会
     共 催:立命館大学教職員組合

  ¶関連資料:

  『「立命館の民主主義を考える会」への参加を呼びかけます』 
	転載 => http://ac-net.org/rtm/No/226 に
     全文 => 考える会ニュース1号 (2007.10)
	  http://ac-net.org/rtm/f7/0710-rit-minshu-No1.pdf

   佐々木嬉代三氏『一時金訴訟準備会の賛同者になるにあたって』(07年7月)

     『私にとりまして、退任慰労金問題はまさに信じられない
	  問題でありました。重い学費負担を代償に人を育てる教
	  育という仕事を委託され、それに専念する義務を負った
	  学校法人の長たちが、最後の最後に不当な仕方で個人的
	  な営利をむさぼる行為に走ったという今回の出来事は、
	  教育という場にあってはならぬこと、恥なくして語りえ
	  ぬこと、と感じ取られたからであります。』
	全文=>
         http://ac-net.org/rtm/f7/0710-rit-minshu-No1.pdf
     [amp 07-07-23] http://www.ac-net.org/rtm/amp/14.html

   芦田文夫氏『「立命館の民主主義を考える会」への期待(07年10月)

      『大学をめぐる情勢の認識について、学内には大きな断
            層があります。(中略)立命館のあり方の基本にもか
            かわる情勢と課題の把握について、「全学協議会」や
            「業務協議会」などで真剣に議論が交わされていくの
            ではなく、併行線のまま置かれているというのは、こ
            れまでの「全構成員自治」の原則からは考えられない
            ことではないでしょうか。』
        抜粋 => [amp 07-11-6] http://www.ac-net.org/rtm/amp/20.html   
        全文 => http://ac-net.org/rtm/f7/0710-rit-minshu-No1.pdf

 ┌2───
 │ [ml-cm-bkcmf 723] 月曜会講演会:
    早大教員組織の学術院への再編経過と概要
    Date: Sat, 15 Dec 2007 23:35:24 +0900
    ポスター => http://ac-net.org/rtm/f7/071225-bkcmf.pdf

    月曜会講演会(教員組合共催)
    早稲田大学教員組織の学術院への再編経過と概要
    時日  12月25日(火) 午後5時-7時
    場所  BKCイーストウィング1F組合会議室
          TV中継  衣笠キャンパス教職員会館2F会議室
    講師    近森拡充氏(早大教員組合専従書記)

     立命館大学では理工学部に於ける総合理工学院を初めとして、
     総合教育組織の総合教育院等学院への再編構想が提起され議論
     されています。既に教員組織の学術院への再編が行われた早稲
     田大学の近森拡充さんにその実際と現在の経過内容を語ってい
     ただく講演会を開催します。奮ってご参加ください。なお、講
     演後に懇親会をひらきます。

                 世話人:藤岡惇、   池田研介

 ┌3───
 │転載 [ml-cm-bkcmf 724] 総合教育院
   Date: Sat, 15 Dec 2007 23:35:24 +0900

「乱筆で繰り返しが多いですが、以下学科長にあてた総合教育院
  構想に対する小生の意見を流します。(中略)特に教養教育現場
  で苦闘されている教員諸兄のご意見をいただければ幸いです。

    立命館大学の共通教育に関して、今、最も重要な問題は語学教
    育を含め、一般教養科目をどのように位置づけ、強化し、学生
    が<生きた教養>を身につける契機となると同時に専門分野を
    学ぶ<基礎学力>を涵養するような教育体系を創出、整備でき
    るかにあると断言してよい。

    ところが、教養教育現場では300人近い学生を一教員が教えると
    いう物理的過重負担に苦しんでいる。それに加えて、立命館の
    一教員(常勤)当りが担当する学生数は私大の中で群を抜いてい
    るというまことに、恥ずかしい状況にある。

    今現場が必要としているのは教養教育の現場にあって生きた学
    生と対面しながら、現場の状況をフィードバックしつつ、でき
    る範囲からでも、(できれば組織的に)教養教育を改革してゆけ
    る人材を相当数確保することである。とこが、本提案の教育院
    構想の中にはそういう最も肝心で本質的な議論がなされていな
    い。教育にとって根幹とも言える現場を無視した無意味で無駄
    づかいとしかいいようのない提案で、怒りを感じる。

    特に本提案では10人という純増教員を殆ど意義実効不明の目的
    に雇用しようとしている。全くの無駄であり、既存の定員もふ
    くめ現場の苦境を救済する教員数を保障するように変更しない
    かぎり、本提案の意義をそもそも認める事はできない。

    ●共通教育推進機構:

      この提案の中で未だ比較的ましな部分だが、増員の教養教育
      担当3名の役割が明らかではない。サービスラーニングとキャ
      リア合わせて4名もの人員の必要性が不明。BKC、衣笠で2名で
      十分ではないか? 残りの増員は教養教育に充当すべき。

    ●教育開発推進機構の業務内容の意義、実効不明:

      FDは物理科学科が現に取り組んでいるように、学生に対面し
      教育に直接携わる教員団が実効ある教育内容を現場からフィー
      ドバックしながら組織的に検討する事によって初めて実効あ
      るものとなる。

      その為の教員を確保する提案になっていない。一例をあげれ
      ば学生アンケート調査その他の解析をやっているようだが、
      数字いじりをやってるだけで、結果は教育に格闘する現場教
      員からみて生きた学生の実像を全くつかんでおらず参考にす
      らならない。

      それどころか無意味なアンケート調査を増産し現場教育に混
      乱しかもたらしているだけだ。

    ●一貫教育関連:

      今もっとも教育現場が欲しいのは、実際に高校大学の接続教
      育を教養教育の現場でできる戦力であって、現場から離れて
      俯瞰的に調査あるいは研究対象とする人材ではない。ところ
      が本提案のどこを読んでも現場で接続教育の実際を担当でき
      る人材確保が提案されていない。

    ●国際機構:

      既存の5名もの定員の役割不明。その実績の内容も不明減員し、
      教養教育の現場で教育に実際携わる教員定員にふり かえるべ
      きである。

    10名の純増定員中の8名の業務内容しか明らかにされていない。
    残り2名はどういう目的で雇用するのか?」

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│¶は発信者のコメント