Comments: [reform:04921] 都立大に吹き荒れるファシズムの嵐

石原都知事が嫌いな、中国の古典のことば

 鄭の人びとは郷校という学校に集って、よく政治について議論していた。
 然明という人が鄭の大臣の子産に、こう言った。「郷校を潰してしまったらどうです?」
 子産は答えて、こう言った。「どうして?人びとが朝夕暇なときに集って、政治の善し悪しを議論する。私は、彼らが善いと言う政策を行い、悪いと言う政策は改める。言ってみれば、郷校は私の先生のようなものだよ。それを潰したりする手があるものか。良心と真心によって民衆の怨みを緩和するという方法は有るが、高圧的な態度で民衆の怨みを抑えることができるという話は聞いたことがない。川の流れに譬えを取れば、無理やりにせき止めようとすると、一時的に流れを止めることは出来ても、やがては大決壊が起こる。高圧的な態度を採るというのは、そんなものだよ。」

Posted by 橋本秀美 at 2004年03月09日 21:54