2004年04月01日

井上事件京都地裁判決文 2004.3.31

井上事件 京都地裁判決 2004.3.31

      主       文
1 原告の本件訴えのうち,別紙記載の部分をいずれも却下する。
2 原告のその余の請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は原告の負担とする。
 (別紙)
一 被告京都大学総長に対し,以下の裁判を求める部分

1 被告京都大学総長が平成14年12月20日付でした原告を京都大学再生医科学研究所教授として再任しないとの処分を取り消す。

2 被告京都大学総長は,原告に対し,平成15年5月1日付で発効する原告を京都大学再生医科学研究所教授として再任する旨の処分をせよ。

二 被告らに対し,以下の裁判を求める部分

3 原告と被告らとの間において,被告京都大学総長が平成10年5月1日付でした原告を京都大学再生医科学研究所教授に昇任させる処分に付された「任期は平成15年4月30日までとする」との附款が無効であることを確認する。

全国国公私立大学の事件情報
京大再任拒否事件裁判京都地裁不当判決、「任期制の恐ろしさ」を全国に知らしめた!

tjst |4月01日 |URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000575.html |任期制の諸問題
Comments

京都新聞2004年4月2日は尾池京大総長のコメントを報じた。裁判の開始時の被告は長尾真前総長、判決時の被告は前年12月より総長に就任した尾池氏。

「『任期制にかかわった人がトラブルになるのは良くない。この判決が判例になるのは良くない』と懸念を表明。任期制については『部局毎に決めることで全学で導入するつもりはない。導入に際し、人材の使い捨てにつながってはならない』と話した。」
Posted by: tjst at 2004年04月03日 09:44