音楽記事も利用しての情報操作
blog::TIAO: マスメディアによるデタラメな中国報道 2003.12.21
読売新聞は最近、政府の御用新聞と揶揄されることも多いのだが、一応は日本を代表する三大新聞の一つのはずである。この記事の捏造ぶりは一体なんなのだろうか?・・・・・悪意を持って、ちょっとしたネタを日中間の問題にでっち上げようとしているのじゃないだろうか。これは情報操作以外のなにものでもない。しかも北京駐在の浜本良一記者の署名記事で書いているのだが、自分自身がロックコンサートの会場に足を運んで目撃したものでもないことは記事から明らか。・・・・・こうしたデタラメナ記事がマスメディアに載って世論形成に影響を与えるということは大問題だ。そんな小さなことでという問題ではない。こんな小さなことでも、そんなことをするのならば、「一事が万事」という俚諺もある。他の記事だって怪しいものだと、ぼくらは思ってしまうだろう。
読売新聞は国立大学について度々虚報を流してきたが、もしかすると理由があって国立大学についてだけ情報操作をしている可能性もあるとも思っていた。しかし、どうやらそうではなさそうである。先日も、読売記者が他社に移ったと言う記事があった。このような情報操作が常態化しているとすれば、ジャーナリストとしての良心のある記者はいたたまれずに外に出てしまうのではなかろうか。あるいは、すでに出てしまった後なのだろうか。かつて読売新聞にいた黒田清氏はこう証言している。
読売新聞の幹部がどういう考えで新聞をつくっているかというのは、社内に発表される社内報で知っていますから。それに私自身が辞める前は編集局次長で首脳会議に何年か出席していたわけですからね。その時に驚いたのは、新聞記者、ジャーナリスト、マスコミの役割は−−あの人たちにはジャーナリストもマスコミもみんな一緒です−−政府が行政を行うのをサポートすることだ、と言われたことです。私は三十年以上政府権力をチェックするという考え方だったんですけれど、最後の数年は、サポートするんだとトップは考えて紙面を作るようになっていた。
黒田清「批判ができない新聞」、日本との対話:不服の諸相 ロナルド・ドーア編 岩波書店 1994年
tjst
|12月21日
|URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000388.html
|メディアの情報操作