2003年12月21日

無関心という「罪」の重さ

ブログ ……それが問題だ "「「無関心」が生む恐ろしい現実」 に、KHOOz NOTEBOOK 「無関心の怖さ」からの引用がある:

今この国で様々な問題に対して根本的な解決がはかられる事無くなし崩し的に進行していくのは、実は多くの人の無関心のせいなのではないか・・・・・

これからこの国でデジタルデバイドが起こるとしたら、それは通信インフラや技術などの外的要因によってではなく、個人個人の関心の強さや、求める意識の度合いによて生じる可能性の方がはるかに大きいだろう。
つまりメディア(伝え方)がいくら発達したところで、その情報が本当に必要とすべき人に届くか届かないかを最終的に決定するのは、その個人の関心(危機意識と言ってもいいかもしれない)の強さでしかないのだと思う。

イラク問題を意識しての記事という(KHOOz NOTEBOOK コメント欄)。共感する。
 99%のことに無関心なことは人間の頭脳の有界性から当然のことだが、問題は1%の関心が何かということであろう。実用的情報については本能が関心を鋭くするが、そうでないことについての関心は自然には生じない。
 「他の人を救うこと」だけに関心を持つようなことは特殊な人にしかできないだろうが、少数者の苦難に関心の1%だけでも振り向けることは誰でもできることで単に習慣の問題ではなかろうか。その習慣が社会的なものとなっている度合いが国の健康のバロメータであろう。そして、その習慣の形成は、本来、学校教育が最も効果的にできるはずのことである。しかし、現実には逆に少数者を排除することが学校教育で進行しているように思える。
 1000名の同胞が異邦の地で心身に傷を受けることを正当化する理念「国益」とは一体何なのか?無関心の闇が日本を覆いつつあるが、エリ・ヴィーゼルの次の言葉は、無関心に覆われた社会が遭遇しかねない地獄を警告する。

愛の対極にあるのは憎しみではない。無関心である。美の対極にあるのは醜さではない。無関心である。知の対極にあるのは無知ではない。それもまた無関心である。平和の対極にあるのは戦争ではない。無関心である。生の対極にあるのは死ではない。無関心、生と死に対する無関心である。
tjst |12月21日 |URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000385.html |イラク戦争 , メディアの諸問題 , 荒廃の諸相
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