「砂漠地帯に宿営する自衛隊員の被ばくは避けられないのではないか」
北海道新聞2003.12.20 フリージャーナリスト綿井健陽さんに聞く「派遣地サマワの現状はーー劣化ウラン弾対策必要」
綿井健陽氏のサイト:http://www1.odn.ne.jp/watai/
・・・・・
ーー自衛隊の危険は少ないでしょうか。
「自衛隊が行くことで、逆に治安が悪化する恐れが十分あります。・・・・・万一、市民を負傷させたりすれば、日本への好意が一気に敵意へと変わるのではないか。自衛隊が復興事業に携わるとしても、市民には軍隊としての威圧感を与えてしまう。・・・・・」ーーサマワは劣化ウラン弾の汚染も指摘されています。
「病院の話では、湾岸戦争時の劣化ウラン弾が原因とみられる白血病の患者が急増しているようです。サマワ周辺は砂漠で、放射能で汚染された砂の粉じんを吸入してしまうため、特に白血病などの発症が多いと言います。自衛隊は砂漠地帯に宿営するようですし、滞在も三ヶ月程度と長く、隊員の被ばくは避けられないのではないか。日本政府は劣化ウラン弾による健康被害を否定していますが、対策が必要でしょう。」
フセイン元大統領拘束 綿井健陽氏に聞く 抵抗運動激化の可能性【信濃毎日新聞 2003年12月16日 朝刊掲載記事】
tjst
|12月20日
|URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000377.html
|イラク戦争