2003年12月15日

「脳内リベラル」への退化

豊島耕一氏「脳内リベラル」への退化 週刊金曜日2003.12.12掲載 抜粋

・・・・・それどころか、この文書(「中期目標・中期計画」)作成の過程にまで文科省が介入した疑いが濃厚である。

 すなわち、逆に大学が「あらかじめ、文科省の意見を聴き、当該意見に配慮」したと思われる。その結果、多くの大学の文書に見られるのは、学長の権限拡大や産学共同偏重など、文科省に気に入られそうな項目のオンパレードである。

 その一方で、大学のかかえる本当の問題点や、危険な兆候についての関心は無いに等しい。たとえば、学校教育法は教授会を「重要な事項を審議する」機関と定めているが、その権限を骨抜きにする事態が進行している。それへの警戒心はほとんど見られない。・・・・・

大学教員には自らをリベラルだと思っている人は多いだろうが、行動を避ける単なる「脳内リベラル」になっていないだろうか。

tjst |12月15日 |URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000360.html |国立大学法人制度の欠陥
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