ブッシュ政権下でのイラク撤兵の可能性
JMM No.248 Saturday Edition(このリンクは24時間くらいで別の記事に変わる)
講読申し込み:http://ryumurakami.jmm.co.jp/ (以前はバックナンバーが掲載されていたが廃止されたようだ。購読者を増やすためだろうか、あるいは、冷泉氏の政府批判が余りに的確であることを編集者が恐れたためであろうか。)
■『from 911/USAレポート』 第123回「中道シフト」とイラク派兵
■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)
・・・・・そんな時期に、自衛隊の派遣が閣議決定されました。この時間感覚のズレには、恐ろ しいものを感じざるを得ません。・・・・・仮にブッシュが再選を果たして、2004年以降も続投となったとしても、ブッシュ政権下でのイラク撤兵ということもあり得るのです。 アメリカ自身が現在の枠組みから手を引こう、一旦はイラクから兵を引こうと真剣に考え始めているのです。世論や軍の意向は、その方向で固まりつつあります。全ての前提を疑うべきです。例えば、自民党や公明党の幹部が言質を取られた相手の、 ウォルフォヴィッツ国防副長官やアーミーテージ国務副長官などが、2005年以降も留任している可能性は半分以下というところでしょう。「約束した」からと依怙地になって自衛隊を出さねば、と思い詰める理由は日に日に薄くなってゆくのです。・・・・・
世界の大勢に追随するだけが得策とは思いません。ですが、仮にこの「中道シフト」に乗り遅れるままに半端に派兵に走り、そうして何か事故が起きれば、それこそ国益なるものは全て吹っ飛んでしまうでしょう。陸自も空自も出すタイミングはなさそうです。
tjst
|12月13日
|URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000356.html
|イラク戦争
, 日本国憲法と教育基本法の改正問題