岩本 進「多面的な評価制度をーー基礎研究軽視に懸念」
北海道新聞2003年7月21日付け 記者の視点 報道本部 岩本 進
「国立大学の法人化 多面的な評価制度をーー基礎研究軽視に懸念」(抜粋)
「法人化は合理化や効率性に重きを置くが、成果が出る
まで長い年月を要する研究もある。過去三十数年間の流
氷観測を今後、だれがどうフォローするのか」。2004年
度にも廃止される北大流氷研究施設(紋別)の白沢邦男
助教授は嘆く。
流氷研は北大低温学科学研究所(札幌)の附属施設。紋
別など三ヶ所のレーダー観測で、流氷の分布や動きの長
期的変動などを研究し、地元にも流氷情報を提供してき
た。
廃止については北大側は「法人化と関係ない」という。
しかし、白沢助教授は「直接のきっかけはレーダー更新
だが、大学側は当然、(コストを含め)法人化後の大学
運営を考えて決めたはずだ」
流氷研究は低温研内に解説される環オホーツク研究セン
ターが引き継ぐが、「札幌で継続的な研究ができるのか」
と白沢助教授は言う。・・・」
関連リンク
- どうなる今後の流氷研究
「希望の虹」(北大生協発行 2003.6.25)
白澤邦男(北海道大学低温科学研究所)
- 国公私立大学通信
tjst
|7月21日
|URL:http://www.ac-net.org/dgh/blog/archives/000014.html
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