==> 国立大学独立行政法人化に抗して
数学専攻のみなさまへ 正式な報告は専攻長からあるとおもいますが、私的報告をさせて 頂きます。急な日程変更のためか教授は種々の用事と重なり、半 数しか出席できなかったことが残念ですが、助教授・講師・助手 のかたは大多数出席され、5時半から8時近くまで議論に参加い ただきましたこと自身が、大きな意味を持つものと思っておりま す。 なお、会の直前に、院生の代表がアンケート集計を持ってきまし た。数学専攻後期課程の院生が前期・後期院生全体に呼びかけて アンケートを、1.書式・分量自由 2.独立行政法人化反対・ 概ね反対・わからない・概ね賛成・賛成を記入、3.匿名、ただ し希望する場合はその限りではない、という条件で募った結果1 週間で22名が応じたもので、北大教官有志の会の世話役の一人 である辻下が預かりました。 数名の院生が意図的に記名して出しましたが、今後、大学の管 理強化の度合いに予期できないところがありますので、辻下の独 断で全員匿名にして専攻長に提出しました。昨日の会では回覧し ましたが閲覧を希望される方は辻下までご連絡ください。なお、 複写はしないという約束がありますので、コピーをお渡しするこ とはできません。院生の希望に従い、教官の閲覧が終った段階で 院生に返却する予定です。 なお個々の意見内容の方が重要ですが参考としての集計は 反対14、概ね反対3、わからない3、概ね賛成1、賛成1と なっています。 拡大教授会では種々の議論がありましたが賛成の意見はありませ んでした。最終的に「拙速な独立行政法人化に反対することと、 北大の態度決定には全員の意思を問うように学長に要望する」と いう内容の声明を数学専攻として出すことが承認され、文案は専 攻長が作成しメールで確認し金曜日の理学部懇談会(全教官が出 席可能)で披露することになりました。 なお、独立行政法人化賛成の人がいても意見を言いにくかったの ではないかという指摘があり、議決のためではありませんでした が、9月20日の文部省方針(これは通則法に大学の要求を部分 的に盛り込んだもの)がそのまま実現した場合を想定したとき、 国立大学の独立行政法人化をどう考えるか無記名で投票しました。 その結果は 反対 19、 わからない 3、 白紙 1、 中期目標期間が5年という点に反対 1 というものでした。通常、文部省案が実現すれば独立行政法人化 を受け入れてもいいと思い込まれているだけに、これはかなり意 外な結果であり、数学専攻はまともである(と私は思うことがで きる)ということを確認できた思いがし、勇気つけられました。 なお、若い方の中には、周辺的議論の応酬に長時間付きあわされ て辟易した方もおられるようですが、これに懲りずに、この問題 に関して今後開かれる会合にはぜひご出席ください。 特に今週金曜日(10日)の理学部教授会では、専攻長会議の事 前協議で却下された件について動議することを考えていますので 講師以上の方は是非出席してくださいますようお願いします。ま た、その後の意見交換会には必ず出席下さいますようお願いしま す。