2001/06/12
記者)昨日、国立大学を中心とした構造改革の方針ですとか、大学を変えるこ
とで日本の経済を変えていくプランがまとめられて、経済財政諮問会議に報告
されていますが、これから再編を大胆に進めるわけですが、どのように進めて
いくのでしょうか。また、他省庁と調整しなければならないことがプランにあ
ると思いますが、どのように進めていくつもりでしょうか。
大臣)昨日の経済財政諮問会議では、私どもが考える大学の構造改革の方針を
説明したところでありますが、要するに21世紀の日本を担っていく人材を作
り出すということで、人材大国または科学技術創造立国を目指して、日本の大
学を国際競争力を持つ世界最高水準の大学に育てていきたいということで、そ
の考えのもとに、大学改革の一環として、大学がどうあってほしいかを説明し
たわけであります。幸い、昨日の会議ではその案に対して、よくできていると
いう好意的な評価を頂いたところでありますが、この問題は大学が本当にその
使命を果たしていくために、何が重要か、日本の国にとって大学がどういう役
割であるべきかということを考えた上で、策定した方針ないし目標であり、こ
れを実現していくには、ある程度の痛みも伴うわけであります。大学のそれぞ
れの考え方もありましょうけれども、方針を明確にして、いわゆる骨太の方針
にも反映して頂いて、日本の大学をより良くしていく。これは国立大学に限ら
ず、国公私立を通じてその方向で取り組んで行かなければならないことを明ら
かにしたわけであります。国立大学のあり方につきましては明後日の国立大学
長会議の席上で、私どもの考えを申し述べる機会がありますので、それに先立っ
てこの場で申し上げることは適切でないので、その点については控えさせて頂
きますけれども、大きな構造改革の時期にどうあるべきかの方向性を出したと
考えています。既に平沼プランのようなかたちで、産官学共同について色々な
意見が出ていまして、日本の大学への期待も非常に大きいわけです。その中で、
関係各省と連携を取りながら、日本の大学が大学発の新産業創出の課題である
とか、世界に通用するプロフェッショナルの育成等の問題にも積極的に応えて
いく必要があるのではないかということで、大学を起点とする日本経済活性化
のための構造改革プランのひとつの案として、大学が変わる日本を変えるとい
うことでご説明をしたわけです。これについても大変出席者から、いい反応が
ありました。
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