==> 国立大学独立行政法人化の諸問題
独立行政法人反対が過半数、北大歯学部でアンケート調査(北海道新聞) 北大歯学部の職員有志が、国立大の独立行政法人化について学部の教官らに 見解などを求めたアンケート結果が二十九日まとまった。法人化の是非につい て、五二%が「すべきでない」と回答、賛成派の一一%を大きく上回った。特 例措置を条件とした文部省の法人化案にも「どちらかといえば」も含めて「反 対」が五二%で、「賛成」は二二%と半分以下だった。独立行政法人化をめぐ る意識調査は道内で初めて。 「北大の独立行政法人化問題を考える歯学部・歯病有志の会」が、法人化の 議論を深める狙いで実施。同部と付属病院の職員、大学院生ら百四十一人(回 答率二七%)から回答を得た。 法人化した場合、大学の基礎研究は「衰退する」が五二%、「やや衰退する」 が二四%で、否定的な意見が目立った。だが、行政改革が進む中、国立大学を 現状のまま残すことは四三%が「困難」、二六%が「どちらかと言えば困難」 と見ており、何らかの形での大学改革の必要性を「ある」ないし「どちらかと 言えばある」とした比率は八七%に達した。 北大としての態度を明らかにすべき時が来たら「全構成員の投票で」と求め たのは五○%で、「(意思決定機関の)評議会で」の三○%を上回った。 アンケートをまとめた同会の沢村強代表は「法人化には反対であるものの、 当事者も情報不足などで大学の将来像を十分把握できていないのではないか。 このアンケートを参考に議論をさらに活発化させたい」と話している。 同会は三十一日、同大で開く勉強会で、この結果を発表する。